ママさんブラス「表の顔」と「裏の顔」

ママさんブラスを通して学んだ、ママサークルの作り方やママ特有の人間関係の悩みや乗り越え方などを赤裸々に語ります。

小さな楽団のあるある。指揮者いない問題

ママさんブラス立ち上げたはいいけど、指揮者いない問題。

始めはもちろん色々問題があるものだけど、これも大きな問題。

うちの団体は、10人以下の小さな始まりだったので、とりあえずアンサンブル曲くらいしかできなかったので、始めは特に大きな問題ではありませんでした。

20人を超えてくるとなかなか難しくなってきますが、結局10年以上経って40人以上になる今でも指揮者はいません。

 

大きなアンサンブルだと思え

アンサンブル力、とても大切なことです。

指揮者のいるところで演奏をする機会もありますが、みんな指揮者見てないからバラバラ!

それよりも頼りたい時だけ指揮者頼りだからアンサンブル力がない!

指揮者しか見ていなくて、周りの音を聞いていないので、

アインザッツは合わないし、音程も合わない。

自分の音を意識してもらえていない感覚。

指揮者はメトロノームじゃないんだぞ!

うちの団体は、指揮者の方を向いて演奏するスタイルで練習するのではなく、

みんなが向き合って練習しています。

もちろんメトロノームを聞きながらの練習もしますが、その中でブレスのタイミングだったりとか、音量や音程を聞きあったりだとか、そういうことを意識しています。

というか意識しないと合わせられないんです。

なので集中していない人はばれますね(笑)

自分テンポでどんどん行ってしまう人は、自分が周りと合ってないことにも気が付きません。

「やっぱり指揮者がいないと無理だよ」っていう人もいますが、

「大きなアンサンブルだと思って」と常日頃から言っています。

また、この練習方法のいいところは、みんなで意見を言い合えることです。

スコアを持って全体にアドバイスをする人はいますが、

「ここはどんな風に演奏したい?」とか

「こういう風に演奏したらいいんじゃないかな?」とか

みんなが音を聞きあっているので自然とみんなから意見を引き出せます。

指揮者がいたら、だいたいは指揮者が音楽を作っていくと思うので、

『みんなで音楽を作っていく感覚』を味わってしまうと、指揮者がいないのも悪くないとさえ思えてきます。

とは言え、メドレー曲とか、テンポがコロコロ変わる曲、変拍子が入る曲なんかは指揮者ほしい~!って思いますけどね(笑)

でも基本的にはこういう曲も、テンポキープはパーカッションが引っ張っていき、ritや、合図だしはクラリネットの動きでだいたいできています。

コンサートもほぼ指揮者なしでできちゃいます。

アンサンブル力を強くするにはお勧めです♪